タニーズ|観音寺で50種類以上のクラフトビールを楽しめる角打ちスペース

本日インタビューに伺ったのは、タニーズ 中川浩行さん。
有限会社タニーズ専務取締役。地元観音寺に酒屋を営む両親の元で生まれ育つ。タニーズへ入社してクラフトビールを取り扱うようになり、販売&角打ちスペース タニーズベースを立ち上げる。タニーズベース立ち上げに至る経緯から今後の展望まで取材させていただきました。
インタビュアーは、わたくし藤戸淳平が務めさせていただきます!

スタッフ

information

タニーズベース

住所:〒768-0013 香川県観音寺市村黒町800番地
TEL: 0875-25-3666
営業時間:営業時間 9:00〜18:30(日曜休み)
Twitter:https://twitter.com/osake_tanys
Instagram:https://www.instagram.com/osake_tanys/
オンラインストア:https://osake-tanys.stores.jp/

創業70年以上の歴史を持つ酒屋「タニーズ

淳平
淳平

常時15ブルワリー300本以上のクラフトビールを揃える販売&角打ちスペースタニーズベースを運営している「タニーズ」について教えてください。

中川さん
中川さん

タニーズはもともと観音寺で清涼飲料水の工場を営んでいた谷口飲料という、70年以上の歴史がある会社でした。

工場では駄菓子屋さんに置いてあるような瓶ジュースをつくっていました。

しかし1960年代以降、コカコーラや大手メーカーが国内清涼飲料水市場のマーケットシェアを拡大していったことで瓶ジュースはその波に押され人々に飲まれなくなりました。

そこで、谷口飲料はお酒の販売も始め、約30年前に現社長谷口の「谷(タニ)」から社名をとり、業務用酒販店タニーズがスタートしました。

「その先の笑顔のために」

淳平
淳平

タニーズの経営理念「その先の笑顔のために」に込められれた想いをお聞きできますか?

中川さん
中川さん

私たち業務用酒販店は飲食店に来店されるお客さんの顔を直接見る機会がありません。

けれど、居酒屋にしてもバーにしても、お酒を飲む場所には必ず笑顔もあると思っていて、飲食店さんと組むことでその先のお客さんや創り手の’笑顔’も創出することが私たちの理念です。
タニーズという会社に関わってくれる人たちを豊かにするために売り上げを追求することをもちろん放棄してはいけませんが、目先の利潤よりお客さんと深い関係性づくりをすることが大切だと考えています。

これからの酒屋の在り方

淳平
淳平

今の時代コンビニでもお酒を買えるようになり閉業する酒屋さんも少なくないですよね。

中川さん
中川さん

数十年前までは酒販免許を持った酒屋しかお酒を売れなかったため、待っていればお客さんが来る殿様商売でした。

しかし酒税規制緩和により、酒販免許が簡単に取得できるようになりました。そうするとスーパーやコンビニもお酒の取り扱いを始め、食材もお酒もスーパーやコンビニで一緒に買う人が増えました。

わざわざお酒を酒屋で買う理由がなくなったため多くの酒屋が閉業しました。

今残っている酒屋の多くは飲食店さん向けのB to B (企業対企業)モデルに切り替え生き残ってきました。

そして今、また酒屋の在り方を問われていると思っています。これからの酒屋はそれぞれの色を見つけ、それぞぞれが個々の価値を提供することが必要になってかると思います。

私が子供の頃ひいおばあちゃんが角打ちをしていて、学校が終わるとよくそこに居たんです。

すると、いつも土建屋さんが仕事終わりの夕方5時に一杯飲みに来て、ビール片手に相撲を一緒に見ながら談笑するんです。

そういった光景を見て育ち、今思えばひいおばあちゃんの空間には付加価値が存在したんだなと思います。

クラフトビールに魅了されて

淳平
淳平

なぜこれまで取り扱いなかったクラフトビールを取り扱うようになったんですか?

中川さん
中川さん

酒屋からするとクラフトビールは賞味期限も短く、要冷蔵で仕入れ価格も高いのでこれまで敬遠されていました。私がクラフトビールを取り扱うようになったのが4年前くらいで、きっかけは静岡で酒屋をしてる先輩から勧められて飲んだベアードブルーイングのビールでした。
大手メーカー以外のビールは観光地で売ってる苦いビールという印象でしたがビールの概念を根底から覆されるほどの衝撃を受けました。

それからクラフトビール業界でもメジャーなベアードブルーイングさん、箕面ビールさん、常陸野ネストビールさん、志賀高原ビールさんを皮切りに本格的にクラフトビールを取り扱うようになり、今では常時15ブルワリー300本以上のクラフトビールを揃えています。

淳平
淳平

中川さんがクラフトビールを取り扱うようになり程なくして隣町の丸亀市にミロクビールさんがOPENしましたね!

中川さん
中川さん

ミロクビールさんとは深いお付き合いをさせていただいてまして、分からないことがあれば相談したり、勉強会に呼んでいただいたりしています。

創り手としても、ビール造りに妥協しない姿勢やビールへの想いを知っているので、同じ香川県のクラフトビールシーンを盛り上げるパートナーとしてとても心強い存在です。

淳平
淳平

中川さん一押しのビールを教えてください!

中川さん
中川さん

1番はミロクビールさんの旋風です。
この旋風は仕込みの際にうどんを60玉入れたヘイジーIPA で私の1番のお気に入りです!
ビールの美味しい飲み方や伝えたい生産背景などもありますが、ビールはカジュアルに楽しむものだと思うのでタニーズベースでは語りすぎないようにしています。
こうあるべきという型がハードルを上げてしまうので、聞かれたら答えるくらいで、ビールの正しい飲み方は楽しく飲むことだと思っています。

淳平
淳平

最後に今後の目標を教えてください。

中川さん
中川さん

まだまだクラフトビールに対して、お土産に買うビールと思われるてる方が多いと思っています。酒屋の私たちがしっかりクラフトビールの楽しみ方を伝えていきたいと思っています。