モンキーマウンテン|一人大分でクラフトビール醸造を始めたアメリカ人店主のStory

アメリカ・オレゴン州に生まれ、2007年に来日。2019年、大分市府中町にブルワリー、Monkey Mountainをオープン。アメリカで20年間ビールの醸造を行なっていたというダレンさんに、Monkey Mountainオープンに至る経緯から今後の展望まで取材させていただきました。インタビュアーは、わたくし藤戸淳平が務めさせていただきます!

スタッフ

information

モンキーマウンテン

住所:〒870-0021 大分県大分市府内町2-4-15 若竹ビル105

TEL:097-510-5501

お問い合わせ:info@monkeybeer.co.jp

Monkey Mountain Web Site
Monkey Mountain Craft Beer 大分市のブルワリーです。 アメリカノースウェストにて醸造歴20年のダレン氏が、自ら酵母を培養し本格的なビールを醸造します! 角打ちスタイルのお店+テイクアウトも可能です。外販も可能です! 問い合わせはホームページから宜しくお願いします。
クラフトビール醸造歴20年?!アメリカ出身のベテラン醸造家
淳平
淳平

現在、大分県府中町でブルワリー、Monkey Mountain(モンキーマウンテン)を運営されているということで、そこに至るまでの経緯を教えてください!

ダレンさん
ダレンさん

私は、アメリカ北西部のオレゴン州で生まれ育ち、2007年に奥さんの故郷である日本に来日しました。

醸造に興味を持ったのは大学生の頃でした。アメリカでは個人消費を目的とした醸造は法で認められているので、アメリカで自分の好きなクラフトビールをひたすら追求していました。

大学を卒業してからはクラフトビールをつくる傍ら、半導体エンジニアの技術者としてキャリアを積み、2007年に大分県にある会社にエンジニアとして転職しました。

醸造も続けたかったのですが日本の法律が厳しく、長年続けてきたビール醸造もできなくなってしまいました。

淳平
淳平

奥さんが日本の方なんですね!

日本の酒税は厳しいですものね…

ダレンさん
ダレンさん

日本に移住するまで約20年に渡りクラフトビールを研究及び、醸造を続けて来たので当然日本でもビールを醸造したい気持ちをずっと持っていました!

日本に移住してからも醸造学を学び続け、2017年にブルワリーの開業準備を始めました。

開業準備にあたり、前職の同僚にも手続きを手伝ってもらいながら足掛け1年半、日本に来て11年が経ち、ようやく醸造所併設のMonkey Mountainを大分市府中町のアクアパークという綺麗な公園の前にOPENすることができました!

淳平
淳平

日本に来ても醸造の夢を諦めずに模索していたんですね!

日本ではクラフトビールの市場は1%とも言われていますが、アメリカと日本のクラフトビール市場を比べて、どうしてここまでの違いがあると感じますか?

ダレンさん
ダレンさん

アメリカでは地域にたくさんのブルワリーがあり、それぞれのブルワリーで色々なスタイルのビールを飲むことができます。昔から当たり前のようにブルワリーが身近にあったので、大手のビールが大半を占めている日本のビール市場は独特だと感じています。アメリカと日本では酒税法も違うので、ビールを醸造すると法律違反になる日本では、なかなか醸造家が現れなかったんだと思います。

クラフトビールづくりに適した大分の環境
淳平
淳平

近年ようやく酒税法も緩和され醸造免許の新規取得者も増加傾向にあるので日本でも当たり前のようにブルワリーがあって、気軽にクラフトビールを飲めるようになると良いですよね!

ビールを醸造するにあたり、大分を選ばれた理由を教えてください!

ダレンさん
ダレンさん

大分県の水は美しく、ビールづくりに適しており、またクラフトビールに合う美味しい食べ物も多いのでこの地を選びました。

15坪の小さな醸造所ですが、クラフトビールによって、沢山の人々の出会いや繋がりが広がっています。

また、ぼくのつくるクラフトビールがツールになって、大分に県内からも県外からも人が来てもっと街が賑わうようになって欲しいです!

ダレンさんがつくるクラフトビール全8種類を紹介!
淳平
淳平

創り手にとってビールの原料である水が綺麗なのは嬉しいですね!

さっそくですが、ダレンさんがつくるビールの紹介をお願いします!

ダレンさん
ダレンさん

原材料については世界中から厳選されたものを使用しています!

ホップや大麦は収穫年によってビールの味が異なりますので、より新鮮な原材料を調達しています。

また、来日から10年間の研究により自ら酵母の培養に成功し、その酵母と厳選された麦芽,ホップを使用し、より新鮮な状態でお客様にビールを提供致しております。

Barley Wine

苦味 ●●●〇〇

香り ●●●〇〇

ボディ●●●●●

AVB(アルコール分)は12%

モンキーマウンテンのバーレイワインは濃厚でホップの苦味と甘味のバランスがとれた甘苦い味となります。

しっかりとしたボディが特徴的でゆっくりまったり飲んで頂きたいビールです。ワインのようにフルーティで芳香なバーレイワインは一度飲むと癖になる味!

時としてはスモーク風味を感じさせます。

Red Ale

苦味 ●●〇〇〇

香り ●〇〇〇〇

ボディ●●〇〇〇

ABV(アルコール分)は約5%。

モンキーマウンテンのレッドエールは赤みがかった薄い銅色です。

味はホップと麦芽のバランスが取れた軽い口当たりになり飲みやすい事が特徴です。 

香りは少なく麦芽の苦味と甘みが口の中に広がります。

赤色にするために一部ブラックモルトを使います。

Pale Ale

苦味 ●●●●〇

香り ●●〇〇〇

ボディ●●●〇〇

ABV(アルコール分)は約6%。

モンキーマウンテンのペールエールは薄い金色で、ホップの香りと苦味が際立っております。

ボディはミディアムですが、しっかりとしたパンチの効いたホップの苦味が特徴的です。

成分はPale麦芽、クリスタルモルト、ホップ、Ale Yeastです。

Blonde Ale

苦味 ●●〇〇〇

香り ●●〇〇〇

ボディ●●〇〇〇

ABV(アルコール分)は約4.5%

モンキーマウンテンのブロンドエールは薄い金色です。

苦味は穏やかで爽やかな口当たりが特徴的な飲みやすいビールとなっております。

成分はPale麦芽、ホップ、Ale Yeastです。

カボスジンジャーエール

苦味 ●●〇〇〇

香り ●●●〇〇

ボディ●●〇〇〇

ABV(アルコール分)は5%

ジンジャーの香りと、鼻から抜けるカボスの香りが特徴で、爽やかな口当たりとなっております。

アルコール度数5%。

ストロベリーブロンドエール

苦味 ●●〇〇〇

香り ●●●〇〇

ボディ●●〇〇〇

ABV(アルコール分)は5%

Blonde Aleをベースに、 ストロベリーをミックスさせたビールとなります。

ほのかななイチゴの風味と香りがあり、さっぱりとした口当たりです。

ABVは約5%

Porter

苦味 ●●●〇〇

香り ●●●〇〇

ボディ●●〇〇〇

AVB(アルコール分)は5%

モンキーマウンテンのポーターはコーヒーのような濃さと苦味が特徴で、キリッとした口当たりとなっております。

温度によって味が変わりますので、ゆっくりしっとり飲んで頂きたいビールです。

IPA

苦味 ●●●●〇

香り ●●●●●

ボディ●●●●〇

ABV(アルコール分)は約8.5%。

モンキーマウンテンのIPAは様々なホップを使用するため、その都度個性を持った味を楽しむことができます。

パンチのある苦味、華やかなホップの香り、風味を持ち合わせています。

(ペールエールよりもホップが強く個性的)第一印象はガツンとくる感じですが、一度ハマるとクセになるアルコール度数が高めのビールです。

ダレンさん
ダレンさん

現在ラインナップは8種類ですが、今後様々なスタイルのビールを展開していきます!

今後の展望
淳平
淳平

ありがとうございます!

それでは最後になりますが今後の展望をお聞かせください!

ダレンさん
ダレンさん

会社を設立する前から、ワールドビアカップで賞を取ることを目標に醸造してきました。

来年の2021年のワールドビアカップ(2年に1度のコンテスト)に出場し、世界に認めてもらえるビールをつくりたいと思っております!

そして日本のクラフトビール業界も一緒に盛り上げていきたいです!