Clif Beer|”アートが生み出す物語”沖縄発のクラフトビールブランド

今回は、沖縄県にある「クリフビール」のオーナーのクリフさんにお話を伺いました。

information

クリフビール Cliff Beer Hiyagon Farm

住所:9042173 沖縄県 沖縄市 (1,031.98 km)比屋根6-18-1

TEL:098-953-7237

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インタビュアーは、わたくし藤戸淳平が務めさせていただきます!

Travel Trigger craft brewing 藤戸さん
南の島のブルワリー
淳平
淳平

本日は沖縄県から、クリフビールのクリフさんにインタビューしていきます!

クリフさん、よろしくお願いします!

クリフさん
クリフさん

こちらこそよろしくお願いします!

淳平
淳平

沖縄のビールと言えば、オリオンビールの認知度が非常に高い印象ですが沖縄では近年、連続してブリュワリーが立ち上がり密かにクラフトビールの人気が上がっているようですね!

クリフさん
クリフさん

現在(2020年5月時点)沖縄ではクラフトビールを醸造している会社が11社あります。全国の中でもかなり多い県だと思いますね。

淳平
淳平

トータル11社もあるんですね!ますます沖縄のクラフトビール事情が気になります!

それでは自己紹介をお願いします!

クリフさん
クリフさん

沖縄でクリフビール Cliff Beer Hiyagon Farmを運営している、宮城クリフです!

出身は沖縄育ちの純日本人ですが、元々デザインの仕事をしていた関係で「クリフ」というアーティスト名を名乗っています!

淳平
淳平

ブリュワーの前はデザイナーだったんですね!

醸造所も白を基調とした外観ですごくおしゃれですよね。

クリフさん
クリフさん

沖縄には戦後、沖縄が日本に返還される前に建てられた外国人住宅と呼ばれる建物が多く残っていて、僕たちの醸造所はその外国人住宅をリノベーションしたお店なんです。

淳平
淳平

歴史の名残を感じますね。

クリフさん
クリフさん

そうですね!沖縄には外国人住宅をリノベーションしたカフェも多いです。クリフビールは空港から約40分離れた沖縄市比屋根にある醸造所でつくり、販売までしています。

淳平
淳平

元々デザイナーだったクリフさんがブリュワーに転身された経緯も気になりますね。

本場イギリスで出逢ったクラフトビール
クリフさん
クリフさん

実は日本の大学を出た後、絵画を学びにイギリスの美術大学に入学してるんです!卒業した後も現地で就職しまして、約11年間イギリスで生活していました。思えばイギリスでの生活が今に繋がっていますね。

淳平
淳平

イギリスに11年…!

イギリスといえばパブ文化が有名ですし、イギリスの人たちは日常的にビールを飲むって言いますもんね!クリフさんはイギリスでクラフトビールを飲むようになられたんですか?

クリフさん
クリフさん

ロンドンではよくあるラガーを飲んでいました!

ただビールを本当に好きになったのは、イギリス南西部のウェールズという地域に住んでいた時に地元のパブで飲んだリアルエールがきっかけです。ウェールズには「CAMRA」というリアルエールの文化を守る団体があり、ビールを好きになってからは教会などでCAMRAが開く、リアルエールのイベントによく参加してました。

淳平
淳平

クラフトビールとの出逢いのきっかけはリアルエールに触れたことだったんですね!

その頃から将来的に自分で醸造しようと考えていたんですか?

クリフさん
クリフさん

当時は自分でビールをつくるなんて考えてもなかったんですが、日本に帰国してからイギリスのビールを再現したいと思い醸造を始めました!

淳平
淳平

なかなか日本でリアルエールを飲める機会は少ないですもんね。

イギリスのリアルエールを飲んだ時のお客さんの反応はどうでしたか?

クリフさん
クリフさん

みんな最初につくっていたイギリスの微炭酸のビールを、美味しいと言ってくれたんですが、お客さんと対話をする中でもっと沖縄の人を喜ばせれるビールを作れると感じました。

やがて、イギリスと沖縄では気候や風土も違うので自分の表現したいビールを沖縄の温度と湿度に合わせて調整していくことが大事なんだと気付き、自分がつくりたいビールとお客さんが飲みたいビールのすり合わせをしてつくるようになりました。

ラベルが表現する物語
淳平
淳平

ビールの味わいも地域の特色によって求められる味が全く変わってきますよね。ビールづくりの難しいところですね!

それでは今醸造しているクリフビールの紹介をお願いします!

クリフさん
クリフさん

定番ラインナップは右から、「ペールエール」「IPA」「ヴァイツェン」「スタウト」でつくっています!

淳平
淳平

どのラベルもアーティストの経験が活かされた素敵なデザインですね!

クリフさん
クリフさん

ありがとうございます!

ラベルのデザインをする時は、まずキャラクターをつくり物語を描くんです。それぞれのビールのラベルに物語があるので少し紹介しますね!

< PECKER’S EXCUSE キツツキの言い訳>

「白トリュフのリゾットがでてきたんだから白ワインにしなよ」
そう言いながらつつくキツツキ。

「つつくなよ!なんでそんなにおせっかいやくんだよ?ぼくが赤飲もうが、白飲もうが、君には関係ないだろ。」と男。

「関係あるよ。人と人とのつながりが希薄なこの世の中だからこそ、ぼくは一歩踏み込んで人とコミュニケーションすることで幸せの連鎖が生まれると信じてるんだ。つまりは祈りにも似たつつきなのさ!」とキツツキ。

よくわからない持論を展開しながら今日もキツツキはどこかでだれかをつつきます。

Happy Blue Boar
ハッピーブルーボー
(幸せの青いいのしし)

「ねえBB (ブルーボーの相性)、今日ぐらいゆっくりできないの」と女。
顔が恍惚のあま色で染まるブルーボー。
普段は灰色の顔が、幸せに満ちてくると鮮やかな青みを帯びてくるのだ。

「オールドゲートで、新しいプロジェクトの立ち上げがあるんだ。
5時までにはもどってくるよ。」とブルーボー。

「頭は仕事モードでも、その青い顔が、今日は『君といたい』って語ってるわよ。
会議は相棒のベアーに任せたら?」と女。

「ぼくだって君と一日中ゆっくりショパンのワルツでも聞いていたいさ。でもね、ハッピーブルーをみんなとシェアするのが僕の役目なんだ。わかってれ、ハニー。」

鍛え上げられた体にさっと白いシャツをまとい、ブルーボーは今日も鈍色の街に消えていく。
世界を幸せの青に染めるために。

淳平
淳平

ここまで自分の世界観を投影したラベルは初めてで聞いていてとても楽しかったです!ビールを飲む時にラベルの物語を聴きながら飲んだり、新しいビールの楽しみ方ができますね!

クリフさん
クリフさん

そうですね!飲むビールを物語で決めるというのは選び方として新しい要素ですね!

今後の展望
淳平
淳平

アーティストならではですね!

ここまでお話を伺っていて、これからどんなビールをつくっていくんだろう?など、ブリュワリーとしての今後が気になるところです!

今後の展望を聞かせてください。

クリフさん
クリフさん

今後は沖縄の農家さんと共同でビールをつくっていきたいと思っています。今構想にあるのは、沖縄の小麦とコリアンダーを使ったベルジャンホワイトエールや、農家さんから畑を借りて自分たちで栽培した大麦を使ったビールも考えています!

一回の仕込みが150Lと少ないので失敗を恐れずにチャレンジしていきたいです。

淳平
淳平

ありがとうございます!

五月末にはクラフビールの公式サイトもオープンする予定ということで、サイトのリリースも楽しみにしています!

クリフさん
クリフさん

ありがとうございます!

アートの物販販売も開始するので楽しみにしていてください!