美溢る(ビアフル)|クラフトビールから生まれる物語

今回は、「物語」から生まれるクラフトビール「BEERful」(ビアフル)の企画販売をしている、株式会社美溢るCEO、渡部 有未菜さんにお話を伺いました。

information

株式会社美溢る

住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-14-6 西田ビル5階

https://beerful.me

インタビュアーは、わたくし藤戸淳平が務めさせていただきます!

初めてのインタビュアー…
緊張…
美溢るの『今』
淳平
淳平

今日はお時間いただきありがとうございます!

 渡部さん
 渡部さん

こちらこそありがとうございます。

よろしくお願いします!

淳平
淳平

それでは自己紹介からお願いします!

渡部さん
渡部さん

はい!

『株式会社美溢る』CEO、渡部です。

昨年の4月26日、24歳の時に会社を立ち上げて現在1期目の会社を経営しています!

淳平
淳平

ありがとうございます!

いつも渡部さんのTwitterを拝見させていただいてて、経営のことももちろん、私生活のことでもパッションが凄いなと感じてました。

そんな渡部さんが立ち上げたブランドの紹介をお願いします!

渡部さん
渡部さん

株式会社美溢るではクラフトビールのプロデュースと販売をメインに事業をしています。

会社自体は渋谷にあるんですが、ビールを作っているのは全国各地にある、マイクロブリュワリーと呼ばれる小規模醸造所です。弊社で商品のブランディングや販売マーケティングを行って販売させてもらっています。

淳平
淳平

醸造はOEM生産で行っているんですね!

なぜ自社醸造ではなくOEM醸造を選ばれたんですか?

渡部さん
渡部さん

わたしは好奇心旺盛な性格で一つのことに集中できない、職人気質とは真反対な性格だと思っています。

だからこそ、職人さんの技術やこだわりをすごく尊敬していて、その魅力がまだ届いていない人たちに届けるお仕事がしたいと思っています。

淳平
淳平

一つのプロダクトを極めるというよりも、プロデュースだったりデザインだったり、よりクリエイティブに富んだ分野に意欲があるんですね!

渡部さん
渡部さん

わたしにはその方向性が向いていると思うんです。

誰しも得意不得意がある中で、わたしの考え方としては自分が得意なことをもっと伸ばして、苦手なことは得意な人と一緒に協力すればいいと思っています!

淳平
淳平

日本にはまだまだ浸透していない教育論ですね。

渡部さんの好奇心が軸となり、美溢るのOEM生産の他にも展開している事業はありますか?

渡部さん
渡部さん

デザイン会社さんや商業施設さんと一緒に、企業のオリジナルビールのプロデュースをしています!

淳平
淳平

オリジナルビール面白いですね!

色んな企業の方とコラボすることで新しい発想が生まれたり、色んな物語が生まれる瞬間に立ち会えそうですね!

中でも印象に残っているビールとかありますか?

渡部さん
渡部さん

一番印象に残っているのは『ゴーヤビール』ですね!

苦くて、とっても強烈なビールなんですけど、IPAとはまた違った苦味のある個性的なビールが出来上がりました。

淳平
淳平

ゴーヤビール!

ネーミングや健康面、新しさからも色んな意味で惹きの強いビールですね。

一口飲んでみたいです…笑

これまで話を伺ってきて、渡部さんは人との触れ合いやコミュニケーションを密に取る仕事が好きなのかなという印象を持ったんですけど、幼少期から明るく、人とコミュニケーションを取ることが好きだったんですか?

失恋から生まれたビールの甘酸っぱい物語。
渡部さん
渡部さん

そうですね!

子供の時から友達も多い方で、一つのグループにいるというよりも、色んなグループの人と仲良くしていました。

淳平
淳平

小さい頃から人と関わることが好きだったんですね!

学生時代はどこで過ごされたんですか?

渡部さん
渡部さん

秋田県の男鹿半島っていうところで生まれて高校卒業まで過ごしました!

淳平
淳平

男鹿半島!秋田県の端っこですよね!

学生時代は何されてたんですか?

渡部さん
渡部さん

マクドナルドでアルバイトしていました。

マクドナルドの中でも本格的なカフェを味わえる、マックカフェバリスタというのがあり、それが秋田に初めてできたタイミングでラテアートなどを勉強したいなと思いアルバイトしていました!

淳平
淳平

カフェに興味があったんですね!

渡部さん
渡部さん

そうですね!

それがきっかけで自分のお店を持ちたいなと思うようになり、カフェの経営からノウハウまで全てを学べる専門学校が東京にあったので、高校を卒業して上京しました。

淳平
淳平

カフェを学びに上京したんですね!

これまでのお話でビールのキーワードが全く出てこないですけど、ずばりクラフトビールとの出会いはどこにあったんですか?

渡部さん
渡部さん

そうですよね…笑

成人したばかりの頃は、ビールに苦手意識も持っていました。

新卒で入社した会社を辞めてからブログを初めたんですけど、そのブログがバズって色んな人に読まれるようになって編集社からライターの仕事がもらえるようになったんです。

その時の編集社の編集長がクラフトビールが大好きな人で、ある時連れってもらったビアバーでベルギーの桃のビールを飲んだ時、フルーティーで飲みやすくて、こんなビールがあるんだっていう感動と同時にビールに興味を持ちました!

淳平
淳平

ビアバーがきっかけだったんですね!

ビアスタイルも何十、何百種類とありますし、ユニークな副原料を使っているビールも多くて知れば知るほど奥深いと僕も思うんですけど、自分で作ろうと思うきっかけはどこにあったんでしょうか?

渡部さん
渡部さん

実はわたし、その編集長に恋をしていたんです。

そのビアバーで告白しようと考えていたんですけど、びっくりなことに向こうから結婚報告をされてしまって…失恋しちゃったんです。

その時に、わたしのことを忘れられないようなビールを作ってやろうと思ったのがきっかけですね!

淳平
淳平

背景にそんな甘酸っぱい物語があったんですね…

渡部さん
渡部さん

その人に美味しいと思ってもらえるビールを作ろうと思い、2017年から個人事業主として独立しました。

過去の経験からビールに込める想い。
淳平
淳平

編集長への想いからビール作りが始まったんですね。

株式会社美溢るの設立までの2年間はどんな活動をされていたんですか?

渡部さん
渡部さん

2017年に木内酒造さんで330mlを60本ほどお試しで作り、2018年にクラウドファンディングでお金を集め、330mlを600本ほど醸造しました。

淳平
淳平

着々と段階を踏んでの美溢る設立だったんですね!

2020年で会社としては1年目を終えるわけですけど、どんな想いでビールを作っているのか聞かせてください!

渡部さん
渡部さん

二つあるんですけど、一つ目は規格外のフルーツを使うことです。

フルーツビールが好きなのと、実家が梨農家ということもあり果物を加工する選択肢にビールがあるのは凄く良いなと思っています。

二つ目は、ビールが生まれる物語を大切にしています。

例えば、梨ビールは失恋から生まれたビールで苺のビールは愛情から生まれたビールです。プロダクトが生まれる物語を大切にしています。

淳平
淳平

自分自身の経験からくる想いをビールに込めてるんですね!

自身の想いをそのままビールで表現できる、これがクラフトビールのいいところですよね。

それでは、現在美溢るで作られているビールの紹介をお願いします!

渡部さん
渡部さん

現在販売している商品は静岡産のイチゴと無農薬の食用バラを副原料に使ったギフト向けのクラフトビールです。

それと今年の夏に向けて秋田県男鹿半島の梨を使ったビールも作っています。

淳平
淳平

『苺花一愛(まいかひとめ)』という苺のビールは特にボトルのデザインにも高級感があり、女性の支持を集めそうな印象ですが、名前の由来はどこからきているんですか?

渡部さん
渡部さん

苺の花言葉には、”愛情” ”尊敬”という意味があるのですが、その花言葉に当時の自分の恋愛のエピソードものせて、”愛を伝えるためのお酒だよ”という意味を込めてこの名前をつけました。

淳平
淳平

乙女感満載なビールですね!

女性へのプレゼントとして薔薇と一緒に、とかすごく喜ばれそうですね!

渡部さん
渡部さん

甘いものが苦手な女性もいるので、ビールで喜ばれる女性もいると思います。

次回作は愛媛県の甘夏を使った柑橘系のビールも考えています。

淳平
淳平

なるほど。

また新たなストーリーを持ったビールが待っているのですね。

渡部さんのビールのエピソードを聞いていたら次回作もとても気になります。

本当にクラフトビールってアートですよね。

渡部さん
渡部さん

そうですね。

クラフトビールは飲めるアートだと思います。

淳平
淳平

ビールの勉強はどこでされたんですか?

わたしのこれから。
渡部さん
渡部さん

とにかく色んな種類のビールを飲んで、まずは知ることから始めて、作り方は参考書だったり醸造所の方に仕込みを見せてもらったりして勉強しました。

創り手になるなら修行期間を設けたほうがいいと思うんですけど、わたしはどちらかというと飲み手の立場でいたい気持ちがあって、飲み手としてどういうクラフトビールがあったらいいかを考えたり、飲み手の思考を持ち続けたいなと思ってます。

淳平
淳平

創ることと売ることの両立は大変ですよね。

でも、飲み手として売ることに集中することで、より多くのお客さんにアプローチを取ることができますよね!

それでは渡部さんのこれからの展望を聞かせてください!

渡部さん
渡部さん

将来的にはクラフトビールだけというよりは、ビールを通じてに関わる事業を広げていきたいなと思っています!

事業を通じて、食の楽しさや食の豊さを伝えていきたいなと思っています。

淳平
淳平

ありがとうございます!

最後になりますが、クラフトビール業界の今後の動向だったり、この業界の楽しいことを教えてください!

渡部さん
渡部さん

日本は法律が厳しいこともあって、なかなかクラフトビールを身近に感じる機会が多くありません。しかし今回のコロナウイルスの影響はいい意味での変革の時なのかなとポジティブに捉えています。

コロウイルスの経済対策で酒類の販売免許も期間限定ではあるけど付与されたり、自店でしか販売していなかったブリュワリーもボトル販売をECで始めたりしてる中で、これからのwithコロナ時代にクラフトビール業界がどう変化していくのか、という所は楽しみでもあります。

淳平
淳平

クラフトビール業界全体で手を取り合い、クラフトビール市場を大きくしていきたいですね!

渡部さん、今日はお忙しい中お時間いただきありがとうございました!

今回取材した美溢るでは、期間限定・数量限定の自宅で楽しむデザートセットをオンラインショップにて先行予約販売しております。コラボ商品のリリースにあたり、代表・渡部の想いと今後の展開についてはこちらからチェックできます。
プレス記事は
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