〈アルトとは?〉種類や特徴、歴史を紹介!|ビール図鑑

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アルト

アルトはドイツ西部のデュッセルドルフ地方を発祥とする上面発酵ビールです。

『アルト』はドイツ語で『古い』という意味の言葉ですが、決して『古くなったビール』ではありません。

上面発酵(エールビール)は、近年の主流である下面発酵(ラガービール)よりも古くからあるドイツの伝統的な醸造法であることから、『アルト』と呼ばれています。

銅褐色の見た目にふさわしいコクがあり濃厚な味わいで特にホップの香味と香りが効いているビールです。

日本で飲まれているビールの多くは、ドイツ式の“ラガー”(下面醗酵ビール)ですが、近年、全国各地にマイクロブリュワリー(小規模醸造所)が誕生し、イギリス式の“エール”(上面醗酵ビール)クラフトビールを作る醸造所も増えています。

アルトの歴史

アルトビールは冷蔵技術がなく、およそドイツ全土において上面発酵酵母が使われていた頃に誕生したビールです。

温度管理が困難な時代、15度から20度で発酵するこの種のビールが主流でした。

そしてデュッセルドルフとニーダーライン地方のブリュワリーは何世紀もの間、トップレベルの上面発酵ビールを発展させてきました。

デュッセルドルフとニーダーライン地方の琥珀色のアルトビールは、この地方の人々にとって古くから親しまれ、多くの人々に好んで飲まれるビールでした。